富士山に登ってきました(4)

富士山に登ってきました(4)いばらき印刷株式会社ブログ本八合目の山小屋「富士山ホテル」にて仮眠(仮眠とはいうものの18時から24時30分までたっぷりと眠ったので仮眠というよりも惰眠かも)を取った後、山小屋を出発しました。
世界遺産に登録の効果で登山者が昨年よりも多くなっていると、山小屋の方にうかがったので、通常でればこの山小屋から山頂までは2時間ほどなのですが、登山渋滞を想定し、倍の時間がかかっても良いように前倒しでの出発です。
眠っている間に風がさらに強くなっており、小雨もまじり、登山にはとても過酷な天候です。富士山頂付近(標高3400m)の平均気温は、7~8℃、風速は20~25メートルくらいでしょうか、体が飛ばされそうなくらい強い風です。そのため、山小屋を出てから山頂までの写真は無しです。
せっかく回復していた体力もどんどん消耗していきます。無理をして登っているつもりは無いのですが息が上がってきてしまいます。これって、天候の影響ではなく私の基礎体力が減っているのではとも感じました。
後日会社で献血があり、自分も協力するべく参加したのですが、血液の比重が低いため献血することが出来ませんでした。これは血液中のヘモグロビンのが少ないのが原因でヘモグロビンは肺でから体中に酸素を送り届ける役目をしてくれています。この量が少なければ、どんなに肺に空気を送り込んでも筋肉まで伝わらず体が動かないのも今更ながら納得です。
山小屋を出てから約2時間後、予想していた登山渋滞もなく、山頂に到着してしましました。
fuji_019  山頂にある鳥居です。風が強く霧状の雨(雲の中?)そのため画面が白っぽく写っています。3年前には山頂付近に鳥居が2つあったのですが低い位置にあった一つが無くなっていました。この鳥居が見えてきた時、下の鳥居と勘違いをして「あと20分くらいで頂上だ!」と気合いを入れたらその先に浅間大社の石柱が立ってました。
fuji_020もう歩かなくて良い!嬉しい….しかーし!これから、日が昇る迄の2時間が非常に寒くて風が強くて大変でした。なるべく風の当たらない浅間大社社務所の階段の端っこに座ってひたすら時間が過ぎるのを待ちます。低体温一歩手前なのか体が震えて止まりません。エナジーゼリーとカロリーメイトを食べ、一つだけ入っていた使い捨てカイロをおなかに貼ってじっと耐えて降りました。
2時間後、ようやく明るくなってきましたが相変わらず風が強く雲もかかっており、ご来光は、残念ながら見られそうにありません。下の写真は日の出時間近くの東の空です。  この頃になると気温も多少上がってくるため、体の震えは治まってきました。fuji_021ご来光は無理でしたが、不思議な雲の形を見ることが出来ました。下の写真の右側に雲が下向きに飛び出ているのが見えます。fuji_022fuji_023これは吊し雲とよばれ、このときは北西方向からの強い風が富士山にあたり、稜線を回り込んだ風の影響で風下にあたる御殿場方向で雲が発達している様子です。スピルバーグの映画でこの雲の中から大きな宇宙船が出てきそうな雰囲気です。この日はずっと北西からの強い風が吹いていたため、この雲は形をいろいろと変えながら2時間以上見ることが出来ました。自分と同じ目線で雲を見るのはなんとも不思議な気分です。
富士山へ登ってきました(5)に続く

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