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印刷現場においては、損紙やインキ使用量の削減など、CO2や廃棄物の排出を減らすためのさまざまな努力が試されおりますが、現像廃液については、これまで決定的な削減方法がありませんでした。今回、FFGSが開発した廃液削減装置システム「XR-2000」を導入し産業廃棄物の大幅な削減と処分にかかわるCO2排出削減により温暖化防止が行えます。環境に優しい取り組みをこれからも目指します。

弊社では、日頃から環境への取り組みを高く意識しておりますが、その取り組みとして、刷版工程の現像廃液を８分の１に減らすFFGS製XR-2000を導入いたしました。産業廃棄物として排出される現像液が従来の1/8「濃縮廃液」となり、残りの7/8「蒸留再生水」となります。
また、合わせて「蒸留再生水」を再度自動現像機のプロセッサーに戻すために、再生水再利用装置XR-R60も導入しました。これで、「廃液循環再生フロー」が完成します。


　　　　　　　　　　　

減圧蒸留方式により、富士フイルム製サーマルCTPの現像廃液を最大8分の1（体積比）※にまで濃縮することが可能。産廃処理量・処理コストが大幅に削減。また、残りの「蒸留再生水」は、再生水再利用装置XR-R60も導入することにより、再度自動現像機のプロセッサーに戻し再利用いたします。また、分離処理にフィルターを使用しないため、廃液以外に別途廃棄物が発生することもありません。

廃液回収頻度が大幅に減少することで、廃棄物の運搬や、最終処分（重油焼却）に伴うCO2排出量の削減にもつながり、地球温暖化防止に貢献できます。