Wordの半透明機能による弊害

更新日:2006/5/22

半透明機能による弊害1

Windows、Word2000にて作業しました。
右図は、「テキストボックス」の書式設定を開いた状態です。
背景色に水色を使用していますが、「半透明にする」にチェックがついているのがわかります。ordによる色の半透明化機能は、印刷において不十分な機能であり、トラブルの元となります。
「半透明にする」のチェックを外した状態です。この後、水色が若干濃くなりました。
今回のケースでは印刷に不都合な点は生じなかったが、テキストボックスやオブジェクトに色を付ける際、「半透明にする」の機能は使用しない方がよいです。

半透明機能による弊害2

Windows、Word2000にて作業しました。
右図は、「テキストボックス」の書式設定を開いた状態です。
テキストボックスの背景色(白)に対し、「半透明にする」にチェックがついているのがわかります。そのため、その背面にあるオブジェクトの色が薄く見えます。
上記の状態のままPS書き出しを行いRIP(TRUEFLOW)を通して作成したPDFデータをWindows Acrobat 6にて開きました。
テキストボックスの白が半透明にならず、塗りつぶされています。実際はこの背面にオブジェクトが存在しています。