特色パレットを使用する場合の注意点

更新日:2006/5/9

Mac、イラストレーター10にて作業しました。
右図は、「スウォッチ」ウインドウを拡大したものです。色を示す四角の右下に、黒い点がついているのがわかります。黒い点は、その色が特色(スポットカラー)であることを示しています。
スポットカラーでグラデーションやドロップシャドウ、透明効果などを行うと、印刷時に色が消えてしまいますので、必ずプロセスカラーに変換して下さい。
右図は、特色の色を「スウォッチ」ウインドウ上でダブルクリックした時の画面です。
「カラータイプ」の部分をクリックし、「プロセスカラー」に変更すると、CMYK分解された色に置換られます。
右図は、特色を「プロセスカラー」へと置き換えた後の「スウォッチ」ウインドウです。
右下の黒い点がとれているのがわかります。
特色の使用による弊害の実際の例です。右は特色を使用してグラデーションとぼかしを入れたものです。
右は、上記のデータを印刷処理して出力したものです。特色を使用したグラデーションとぼかし部分が消えてしまっていることがわかります。