最近の印刷機

更新日:2010/2/25

インラインフォイル、UV印刷について

最近、箔押しをインラインで行えるインラインフォイル機で印刷したであろうカタログを目にする機会が増えたように思います。単なる箔押しでなく、同じ紙面上に色々な色の輝きを表現できインパクトがあります。DMやパッケージにも対応できるようなので差別化になるのではないでしょうか。
コールドフォイルモジュール・フォイスターは、一胴目ユニットで専用の糊が用紙に塗布され、次にフォイルスターを装備した二胴目ユニットで、ホログラム箔と用紙が重なりブランケット胴と圧胴の間を通過する間に、印圧で糊の上に箔が転写されます。続く、三から六胴目ユニットでプロセス4色CMYKの色をのせていきます。従来の箔押し加工と大きく異なるのは、箔の上に色をのせることで幅広いデザインが可能になる点です。

また、UV印刷に変わるLED-UV印刷システムを搭載した印刷機が各印刷機メーカーから発売されています。速乾性、消費電力削減(70%~80%)、熱が発生しない、脱臭装置や排気ダクト不要、光源の寿命が15,000時間と良いことずくめ。しかし、値段がまだまだ高いのが導入が進まない理由です。